これは【第1回】開催の関連記事です。
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『姉魂っ 〜sis-con!〜』 は無事開催されました。
出展サークルの皆さま、一般参加者の皆さま、ご来場ありがとうございました!
2010年3月28日(日曜日)、南関東では桜がちらほら咲き始めたにも関わらず冬のような寒さの中でしたが、姉を求めて止まない熱き姉魂(シスコン)を 持った者達が川崎市産業振興会館に集いました。
午前10時頃からサークルさんが続々と会場入りし、ホールは徐々に即売会の雰囲気が高まってきます。
外では、最初こそ行列もできず、これが姉イベントの現実かと不安にもなったのですが、開会時刻が迫ると百人ほどの待機列ができ、北風に吹かれながら(結局当日頒布のみとなってしまった)イベントカタログをチェックされる姿を見ることができました。
午前11時、拍手に支えられながらの開会宣言とともに、堰を切ったように入場者が流れ込みます。
まずはお目当てのサークルをチェックし、本を確保した後は一つ一つのサークルを見て回る、というスタイルで回った方が多かったようです。
参加サークル数は27。すべて見て回っても、そんなに時間はかかりません。
この数を多いと見るか少ないと見るかは、人によって分かれると思いますが、主催側として見れば結果的に最適な規模だったと考えています。
というのも、主催・スタッフの全員が必ずしもイベント運営経験者ではなく、至らぬ部分も多々ありましたので、これ以上の規模は手に負えなかった可能性があり、また、いたずらに集客数を求めるよりも同人イベント本来の趣旨を大事にしたかったから、です。
オンリーイベントというと、昼過ぎにはもう売り手も買い手も目的を果たして、ささっと撤収する光景も時々ありますが、「姉魂っ」では午後1時を過ぎても2時を過ぎてもそれなりに入場者が会場を巡り歩く姿があり、一息ついたサークルさんもそのまま会場で残ってくださるところが多くありました。
欠席かと思われたサークルさんも、閉会までそんなに時間が残されていないにも関わらず駆け付けていただいたりもしました。
本の売れ行きも、良い方向に誤算したサークルさんも結構あったようで、「コミケでは売れ行きが鈍かった本が、ここでは逆に早くはけてしまった」との声も聞いています。
姉好きばかりが集まる姉属性ONLYイベント。当然といえば当然のこの事実が、主催には嬉しくてたまりません。
これはきっと、タマ姉(ドール)に持ってもらった姉埼神社の成功祈願のお札と、タマ姉コスで受付をしていただいたクロさんのお陰でしょう。ありがとうございます。
ドールの他にも、当日はタマ姉仕様の痛車も会場に乗り付け、お披露目されました。
(駐車場の関係で、大々的に展示できなかったのは少々残念でしたが)
午後は、一つ一つのサークルさんへ挨拶に伺わせていただきました。
参加していただいたことについてこちらがお礼すべき立場なのに、「姉属性ONLYイベントを開催してもらってありがとうございます」のお言葉をもらって恐れ入るやら、遠いところでは福岡から遠征されたサークルさんもあってこれまた恐れ入るやら。
(ちなみに、一般参加ではるばるアメリカから来られた外国人の方もいらっしゃいました。姉魂は海を越える!)
同日、4階で開催されたタイツ・ストッキング大好きイベント『あしピタっ!!』さんは、『姉魂っ』と二人三脚で準備してきたイベントですが、こちらも盛況でした。
イベント柄、コスプレイヤーさん・着ぐるみさんが目立ち、午後には1階の方にも遊びに来ていただいて、異文化交流が進みました。
いや、「ストッキングを履いたお姉ちゃん好き」な弟には、もとより天国だったと思いますが。
午後2時半に即売会は終了し、机・椅子を撤収。
続く午後3時から、豪華姉賞品を賭けたじゃんけん大会です。
受付嬢もしていただいたタマ姉と参加者全体でじゃんけんをし、CandySoft様からご提供いただいたグッズ、ういろうそふと様ご提供のゲーム、姉埼神社のお守り、会場で使用したA2ポスターなどがプレゼントされました。
その後、タカヒロ氏(みなとそふと)・丸戸史明氏(シナリオライター・企画屋所属)・風華チルヲ氏(漫画家)をステージ上にお呼びして、トークライブが開催されました。
姉属性ならば誰もが知るクリエイター三巨頭会談を一目見ようと、ざっと百数十人の参加者が詰めかけました。
お三方が姉萌えに目覚めたきっかけや、今まで手がけてこられた姉作品の裏話などを伺っているうちに、話はいつしか「全裸最高」「いやいや、目の細かい黒ストッキングを履いた足が…」から「姉属性は基本的にMですよね」「そうですか??」等々、予想通りに脱線。
各作品からは分からない、ゲスト様の素顔をさらけ出すことになりました。(もっとも、「顔」は黒子の覆面やドミノマスクで覆われていたのですが)
最後に、各ゲスト様が今携わっている作品とこれからの展望をお聞きし、観客という名の立会人の前で、今後も姉びいきの作品を作って下さるとの言質を取り、会場イベントはお開きとなりました。
この後、夕方より川崎駅近くの店を貸し切り、同時開催イベント「あしピタっ!!」と合同の懇親会を開きました。
当初予定していた30人の枠を大幅に超え、40人以上の大規模な打ち上げとなりました。
(会場のキャパシティを超えるおそれがあったため、当日は歯切れの悪い募集になってしまったことをお詫び申し上げます)
3時間弱の打ち上げは、いろいろな意味で非常に密度の濃い会となりました。
ネット上とは違う、オフラインならではのつながりも多く生まれたようで、個人的にも大変楽しませていただきました。
公式には、これで『姉魂っ』の全日程を終え、まだ時間に余裕のある参加者十数名は二次会へと流れていったのでした。
以上、私・全姉連総裁から見た当日の開催報告でした。
このイベントに関わっていただいた全ての方に、心よりお礼申し上げます。
楽しかったのでまた開催して欲しい、今回は都合が悪くて参加できなかった、との声も聞いています。
次回については、全くの白紙です。あるかも知れませんし、ないかも知れません。
もし、「第2回」が開催されたその時は、是非ともまたご来場ください!
◆当日のご感想、ご意見、会場で配布したアンケート回答などは、お気軽に右記のメールアドレスまでお送りください。
こちらのメールフォームを使用した匿名での送信も可能です。
◆イベントカタログは在庫がありますので、機会があれば各種イベントで頒布する予定です。
コミックマーケットにて、「全姉連」がサークル参加できる場合は持ち込みます。