2011年5月29日 日曜日。
平年より半月も早く梅雨入りし、季節外れの台風が接近するという試練を与えられた「姉魂っ 2人目」。
第1回と同じ川崎市産業振興会館に、姉属性のサークル参加者、一般参加者、スタッフが集まって開催されました。
おそらく半数以上が前回からの参加者と思われ、11時の開会時間からすでに和やかな雰囲気が漂います。
「姉好き」の共通点で集まった同志がイベントの時間と場所を共有する空間になりました。
会場で出迎えてくれたのは、タマ姉のコスプレをしてくださったお二人、クロ鷺さんとまなみさん。
タマ姉数が前回比2倍になりました。タマ姉が大好きならタマ姉は増えてもいいね!
そんなことを思っていたら、タマ姉がもう一人増えました。タマお姉ちゃんの3乗状態。
今回、スタッフに写真記録係を置いたので、スタッフ特権でタマ姉を囲んでの記念撮影などしていると、俺も俺もとタマ姉好きがアイアンクローを志願して集まりました。
その中で一人、目の色が変わった人がいました。
サークル参加していた、音音先生です。
今回のイベント、最大のハプニングが始まりました。
はじめは他の参加者に混じってアイアンクローを喰らって楽しんでいた音音先生でしたが、次第にエスカレート。
膝枕をおねだりしたりするうちに先生の内なる何かが目覚めたらしく、タマ姉を自分のスペースにお持ち帰り。
人目をはばからず、指を絡め合ってギュッと抱き締めてもらったりして、音音先生ご満悦。
最初は冷やかしていた周囲も、二人の醸し出すピンク色の雰囲気に距離を置く始末。
音音先生のタマ姉愛が本物だったことを、誰もが思い知った出来事でした。
13時からステージ上で、音楽系サークルとして参加されたMOTHER'S MILK RECORDSのhirotchさんによるDJパフォーマンス企画。
初の試みでしたが、会場の雰囲気を音楽から盛り上げていただきました。
会場外の駐車場では、ピロシアンさんのタマ姉痛車の展示がありました。
(※写真は別の機会に撮ったものです)
14時30分、即売会は終了。
机・椅子を撤収し、タマ姉コスのお二人の司会でプレゼント抽選会。
サークル参加していただいたモノクローバーさんから、あるてみす。作品のビッグクッションやスポーツタオル、
CandySoftさん、Love Juiceさんからご提供いただいた多数のポスター、
風華チルヲ先生のイラスト色紙と、スタッフから提供された1点モノの風華チルヲ先生グッズ、
RENNOSのキョルノフさんのイラスト色紙、
天姫あめ先生と音音先生による姉ノベル『初恋相手が弟だけど、お姉ちゃんはヘンじゃありません!』の直筆サイン本数冊
など、姉グッズを多数プレゼントしました。
15時30分からは、天姫あめ先生(姉シナリオライター)と音音先生(姉漫画家)のお二人をお呼びして、全姉連総裁(姉サイト管理人)を司会に、アフターイベントのメイン企画・姉トークライブを開催しました。
テキスト、漫画と表現方法は異なれど、実姉こそ至高とする姉クリエイターのトップに、姉属性になったきっかけや、好みの姉タイプ、姉萌えの真髄など、存分に語っていただきました。
トークの途中で、いくつか観客席に質問をして挙手してもらいました。
気になっていたS派M派の比率は、なんとM派が9割近くの圧倒的多数。
(こんな悪天候でわざわざ会場に来るのはMしかいない、とはスタッフの冷静な推理。)
Mっ弟(こ)ばかり!
プロの姉属性の先生方のお話を聴かせてもらっているうちに時間となり、トークライブの終了をもってイベントもお開きとなりました。
見送りのタマ姉お二人に、東日本大震災の義捐金箱を持ってもらって、お帰りの参加者に協力をお願いした所、多額の募金をお預かりしました。
姉属性として、タマ姉のお願いは断れませんよね。
(義捐金全額は責任を持って日本赤十字社に託します)
午後5時からは、川崎駅近くのお店の貸し切りで懇親会(打ち上げ)を開催しました。
「姉魂っ」単独としては前回規模を上回る約40人ほどが参加され、姉属性同志による大交流会となりました。
描き手に読み手、売り手に買い手、様々な立場で姉萌えを語る濃い時間はあっという間に過ぎ、午後8時に公式にお開きとなりました。
まだ語り足りない弟たちは二次会へ。
トークライブでお疲れのはずの天姫先生と音音先生に至っては三次会まで展開したという噂も聞きましたが、それは非公式日程ですので、スタッフは関知いたしません...
以上が当日のレポートです。
雨天だけが残念でしたが、それを乗り越えて来て下さった参加者の皆さんに楽しんでもらえていたら幸いです。
以上、レポートをお読みくださって、ありがとうございました。